内容を一言で表すなら「ニュースを見るのをやめなさい。精神衛生上良くないし、時間の無駄ですよ。」といった感じでしょうか。
最初にニュースをやめることで、心の平穏と余裕ある時間が手に入ることを説明し、その後ニュースを見続けるといかに有害かを述べていく構成になっています。
ニュースのうち9割がネガティブなものだと聞いたことがあります。見続けるのは確かに精神衛生上良くないし、建設的でないかもしれません。それにゴシップを追いかけるのは明らかに時間の無駄だと思います。筆者はその99%は生活に関係ないもので、残りの1%もそれなしで問題なく自分に届くものであると述べています。ニュースを見なくなったところで生活になんら影響があるものではないとの主張です。むしろ時間に余裕ができるし、精神をいたずらにかき回されることはないということですね。
私も筆者に賛成する点が多く、ニュースを断って生活をしてみることにしました。アプリをアンインストールして、テレビを見ず、新聞も読まないという感じに。1週間くらいやってみて、それは難しいけれど、効果があると思いました。
ニュースを見ないようにするのは結構な意志の力が必要とされます。改めて見てみると生活のいたるところで見かけますから。ただその効能として心の平穏が訪れました。筆者はニュースを断ってから、その効能が実感できるまでに1か月は必要だと述べていますが、1週間でもストレスが軽減されるのを感じています。自分に関係ないことで心を揺さぶられたり、心配したりということが少なくなったからではないでしょうか。
今後もニュース断ち続けてみたいと思います。もしこの本を読んで筆者の意見に興味をもったら一度試験的にニュースをやめてみることをおすすめします。
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