睡眠こそ最強の解決策である 簡単感想

感想

睡眠の大切さをテーマにした本です。軽く読めるかなと思ったら、結構時間かかりました。

研究内容や成果についてきっちり書いてある、眠りの専門書ともいえるのではないかという内容です。 

例えば、ノンレス睡眠が記憶の定着に必要であること、新しいものを創造するためにはレム睡眠が必要であることなどがデータとともに述べられています。 

睡眠不足についてもただ単純にパフォーマンスが落ちるだけでなく、ガンなど深刻な病気のリスクが高まってしまうことを詳細なデータで指摘しています。 

心の健康についても、レム睡眠の間に夢を見ることによってPTSDなどが治癒されていくということをデータによって証明しています。 

一般的に推奨される睡眠時間は7時間から9時間だということです。これ以下だと睡眠不足なのですが、自覚しづらく5時間睡眠で自分は十分だと誤解している人がとても多いということでした。少ない睡眠で大丈夫ないわゆるショートスリーパーの人もいるのですが、2000万人に1人くらいの希少さなので、ほとんどのショートスリーパーを自称する人は無自覚な睡眠不足の可能性が高いとのことです。私も最近は6時間睡眠になりがちだったので、これからしっかり7,8時間は睡眠を確保しようと思います。 

眠ることの大切さと睡眠不足の深刻さに気付かせてくれる良書でした。睡眠について知っておきたい人睡眠で悩まれている人は是非読んでほしい本です。この本を読めば睡眠についての基礎知識は大体得られるのではないかなと思います。眠りとは何か?なぜ眠りが重要なのか?なぜ夢を見るのか?睡眠とどう向き合うべきか?についてそれぞれ1章を使って解説しているので、この本で睡眠の体系的な知識を得られるからです。 

読むのにそれなりの時間がかかりましたが、その時間に見合う濃い内容の良い本でした。 

Bitly

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