アニメがとても面白くて、原作を一気読みしました。
アニメの1話を見ただけでこの作品の魅力に引き込まれますね。
出オチみたいなタイトルですが、話がダレることなく、あっという間に視聴完了する面白さです。
しかも2話以降もずっとそのクオリティを保っているのもすごい。今期覇権アニメとも一部では言われていますが、それも納得の面白さです。
この漫画の魅力は、そうきたかとなる孔明の策の面白さと、どんなピンチがきても孔明なら何とかしてくれるという孔明への絶対的な安心感だと思います。
作中、ヒロインの英子は様々なトラブル、困難に見舞われますが、それを孔明が見事な策で、解決していく展開が痛快です。
ヒロインの英子もただ孔明に任せきりになるのではなく、自分にできることはしっかりやり切っているのが好印象です。そもそも孔明の策の前提となっているのが、英子のミュージシャンとしての確かな実力なので、孔明はあくまでその手助けをしているという感じですね。
かなり昔から現代日本に転生してきたにしては、孔明の順応性の高さは明らかに異常ですが、そのちょっと無茶な設定を全て、孔明だからなんとかなるで全て通してしまえるところが強いです。
このように孔明の圧倒的なキャラクター性が、この作品の最大な魅力なわけですが、孔明だけではなく他のキャラクターも非常に魅力的です。
ヒロインの英子はちょっと自己評価が低いですが、常に一生懸命で健気で、表情もころころ変わるのでとても可愛いです。
個人的にはアニメになってより可愛さに磨きがかかっているように感じます。もちろん漫画でも可愛いのですが。
孔明と英子のバイト先のオーナーはまるで英子の親代わりのように親身に英子と接していて、強面なのに、いい人感があふれ出ています。
三国志好きで孔明と三国志ネタで盛り上がるとき、すごくウキウキしているのが伝わってきてほほえましいですね。
アニメ化したことでさらに魅力を増したであろうところが音楽ですね。
やはり実際に歌っているところを聞けると説得力が違います。今作ヒロインは声の声優と、歌の声優で違う人を採用しており、歌に力を入れているところが伺えます。
オープニング、エンディングともに名曲のカバーで、それがこの作品の特色を上手く表していますね。作中歌も結構あるのでいずれそれらをまとめたCDが出そうで今からとても楽しみです。
アニメの感想が中心になってしまいましたが、漫画の方も痛快な展開で、孔明に驚かされて、かなりの良作です。アニメから入った人は漫画も読むと、きっと満足できるのではないでしょうか。お勧めです。是非読んでみてください。
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