ウォール街のランダムウォーカー感想

本感想

一言でまとめると、色々な投資手法があるけど、インデックス投資が一番おすすめといった感じでしょうか。 

 

この本は投資の様々な本の中で参考文献として取り上げられるものであり、投資の歴史やこれまで登場した投資方法についてわかりやすく解説している良書です。 

 

結論として、ほとんどのアクティブファンドは、市場平均の運用をするインデックスファンドの成績を上回ることはできないと述べられており、一般投資家にインデックスファンドに投資することを薦めています。 

 

また多くの本で取り上げられている4%ルール、引き落とすのを投資額全体の4%までとすることで、95%の確率で資金が枯渇することを防げるというルールを初めて提唱した本でもあります。 

 

インデックスファンドに投資し、4%ルールを守ることで、より良い資産形成を実現できるというのがこの本で最も訴えたいテーマだと思います。 

 

ただ、この本ではインデックスファンド以外の投資のやり方についても、批判的ではありますが一つ一つ丁寧に解説しており、投資の歴史、代表的な投資のやり方のスタンスを包括的に理解できるのもこの本が良書えある理由の一つではないかと思います。 

 

基本はインデックスファンドへの投資を薦めつつも、ほかのやり方も紹介してバランスが取れています。 

 

 

 投資について詳しく知りたいという方はこの本を読んでみると、その目的を果たせるのではないかと思います。文章もわかりやすく、データもふんだんに使われているため、非常に理解しやすいです。ただ、投資の歴史、代表的な投資のやり方を概説的に言及しているため、500ページ以上と結構な長さの本なので、手軽に投資を知りたいという人よりは、投資についてじっくり学びたい人向けかもしれないです。 

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
【内容紹介】 ◆全世界で読まれている「投資のバイブル」 1973年の初版以来、全米累計150万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版。本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、類書と異なる点...

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